1. HOME
  2. ブログ
  3. ホウドウキョク

ホウドウキョク

ホウドウキョクの記事を転載させていただいてます。
ホウドウキョク
https://www.houdoukyoku.jp/posts/21724
深刻化する「空き家問題」を解決する社会起業家のアプローチとは

一筋縄ではいかない空き家解消に取り組むソーシャルスタートアップ

Nov 20, 2017 by Suzuki Makoto Reporter

3 Lines Summary

  • ・空き家は投げ売り状態。安い物件は埋もれていく
  • ・所有者と家を借りたくても借りられない人をマッチングさせる
  • ・大切なのは『つながりを育むまち・社会』というインフラ整備

年々深刻化する空き家問題。

すでに全国で1000万戸の空き家があると言われ、防災や治安、景観の悪化などさまざまな問題を引き起こしている。

これを解決すべく国は法整備を急いでいるが、一方で様々なソーシャルスタートアップ=社会起業家が空き家解消の取り組みを行っている。その最前線を取材した。

「まちを変えたい」と不動産ビジネスへ

「家の価格が40万円とか100万円台とか。家を買うということが、もはや車を買うことと変わらない。頭の中でパラダイムが変わりました」

千葉市で不動産会社「LOCA」を営む、社会起業家の川北英樹(アリー)さん。

川北さんはこれまで、社会で行き場を失った若者を支援する、ソーシャルビジネスを行っていた。

13da1d3b a4d1 42f3 ba4c a329555bfba7
川北英樹さん

しかし、「居場所が無い人が一か所に集まるのではなく、まち自体を変えていきたい」と思い立ち、今年の夏から不動産ビジネスを始めたという。

不動産の世界に入った川北さんは、物件価格のあまりの安さに驚いた。空き家を遺産相続しても、所有者はすぐにでも売りたいがなかなか買い手がつかない。

しかもこうした物件は年々増えているので、慢性的に供給過多だ。

空き家は、いわば投げ売り状態なのだ。

しかもそうした物件は、「オモテ」の市場には出てこないという。なぜなら「200万円以下の物件だと、仲介手数料が5%と決められているので儲からない」(川北さん)ため、不動産屋が取り扱わなくなり、安い物件は誰の目につくこともなく埋もれていくのだ。

ここで川北さんは、これまでの若者支援の経験から、あることを思いついた。

「空き家が多くて、価格が40万円とか100万円台だったりする。そうなると、『ローンを組んで一生住み続ける』という発想ではなく、『みんなで共有して住んだり、シンプルに誰かに渡したりできる』のではないかと考えました」

いま家を借りることが難しい生活保護者や独居老人、シングルマザーやワーキングプアらは、全国で1800万人いると言われている(彼らは「住宅確保要配慮者」と呼ばれる)。家賃の滞納や、居住内での死亡事故を所有者が嫌うためだ。

こうした人々の住宅を確保するため、国は先月「改正住宅セーフティネット法」を施行した。この法律では、住宅の所有者が「どんな人の入居も断らない」として物件を登録すると、補助金で支援される仕組みだ。

しかし、施行されたばかりで、自治体の活用はこれからだ。

Eae077e9 4476 41c7 8bd8 dc4735b5486e
千葉の空き家

そこで川北さんは、この法律を積極的に活用し、空き家の所有者と家を借りたくても借りられない人たちのマッチングに取り組んでいる。家が借りにくい人たちに、空き家に困っている人が貸すというサイクルができれば、一石二鳥なのだ。

「この制度を活用して、今まで大家になれると思ってなかった人たちが、空き家を買って貸すことも今後あるでしょう。常にマーケットのニーズはありますし、この制度では家賃が未払いとなれば国によって保証されますので」

川北さんは、空き家問題というピンチを、様々な社会問題解決のチャンスにつなげたいと考える。

「江戸時代には家守という人たちがいて、親代わりになって店子の面倒を見たり、全員の家の状況もわかっていて困りごとも聞いていました。投資や資産活用というよりは、家守をもう一度復活させれば、孤独死や貧困ビジネスといった社会問題の解消にもつながるのではないかと思います」

取材していただいた
ホウドウキョクの 鈴木さん!とっーーっても 素敵な人です。
ありがとうございました!これからもよろしくお願いします!

Profile 95dc3715 a12e 46f1 85a0 2940b2b02b40

鈴木款

  • 政策・政治

Philosophy

いま誰でも3分あればネット検索で世界中の情報を得ることができます。こうした時代の中で、テレビのコメンテーターはどうあるべきなのか?私は、生情報の背景にある意味や、情報の価値をわかりやすく正確に解き明かし、視聴者にタイムリーに届けることだと思います。そのためにも常に現場で情報を得るよう努めています。

Biography

略歴 

1961年北海道生まれ、神奈川県育ち。早稲田大学政治経済学部卒業後、農林中央金庫に入庫し外為ディーラーなど歴任。1992年フジテレビ入社。営業局、報道2001ディレクター、ニューヨーク支局長、経済部長を経て現職。ライフワークは教育取材。趣味はマラソン、トライアスロン、映画鑑賞と国政選挙分析。3男の父

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

CALENDER

2018年11月
« 10月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

ARCHIVE