【ふうど】2800-空気が生きてる自然の家

ふうど

風と土
11年前、ボクはここに生まれた
ボクの主人は心地よい暮らしのできる家
を目指して建築家とともに
様々な工夫をこらしてボクを建ててくれた
（エムシイエス設計　千種さん）

表の佇まいは
街並みに溶け込むようにそっと。

一段上がって引き戸の玄関を開けると
すっと空気が変わり
まるで森の中に来たかのよう

ここに使われているのは自然素材
太い柱に無垢の床（厚さ３cmの杉板）
職人の技がひかる建具
そして漆喰の壁
表には金物が一切みえない造り込み

陰翳礼讃

まだ電灯が無かった時代の
日本の”美”の感覚
生活と自然が一体化し
真に風雅の骨髄を知っていた
日本人の芸術的な感性
（Wikipediaより）

明かりを灯さずとも
いろんなところから光が入りまた
時間とともにそれが移り変わる

南側を２間分飛ばすために入れた
ものすごく太い梁と軸組が美しく
縁側にゴロンと寝転んで
思わずずっと眺めてしまう

夏は風が心地よく通り
天窓から熱気を逃し
冬は薪ストーブでゆっくりと家全体を温める

ご主人が目指した理想の暮らしが
ここにある

そして縁側とともにお気に入りなのが
書斎を兼ねた寝室

窓から見える景色は緑
そして鳥のさえずり
とっても気持ちのいい朝を迎えられます

ふー
と深い呼吸
空気の美味しさを毎日味わえる
このボクの新しいご主人を求めてます。

あ、あとボクの自慢はお風呂
コルクタイルと無垢の壁
ここで1日の汗を流してください

もちろん
空間も窓も大きいので
真夏はちょっと暑かったり
薪ストーブなので冬に家に帰ってきて
すぐにパッとあったかくなるわけではないけれど
火の揺らぎはそれだけで心も身体も癒され
それもまた四季を感じる大切な時間になる

まだまだおすすめはいっぱいあるけど
なによりぜひ一度、ボクの中に入ってみてね
風と空気の美味しさを存分に味わえるから

アリー’S コメント

新しく開発された住宅地の奥、緑地帯の前
ほとんど車も人も通らない通りにあって
空が広く静かで鳥の声だけがこだまします

入った瞬間におもわず深呼吸
そして床にゴロンとしながらついついお昼寝
エネルギーも作って灯りもほとんど必要ない

売主さんはとっても気にいっているんだけど
今度は海のそばでの暮らしをはじめるとのことで
このおうちのバトンを渡したいとのこと

ウッドショックのいま
こんなに太い梁など木をふんだんにつかったお家は
建てること自体なかなか難しい

そして建築した会社も地元でしっかり根をはる
とってもあったかい会社なので永年メンテナンスを
約束してくれています

もちろんボクも近くにいるので
仲間もふくめつながりまるごとご招待
安心してこちらでの暮らしを始められます

100年はもつであろうこのお家と
一緒に育ってくれるオーナーを
お待ちしてます。

いやぁ　しかしめっちゃいい
僕がほしいです。。笑